横浜松坂屋が閉店 144年の歴史に幕

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神奈川県横浜市にある「横浜松坂屋」が2008年10月26日に閉店した。
横浜松坂屋は1864年に野沢屋呉服店として創業、1910年に伊勢崎町に百貨店として開業した。

当時、百貨店およびその周辺を散策することをイセブラと呼び、1992年の最盛期には売上高約300億円を計上していたが、横浜駅周辺やみなとみらい地区の開発により、業績が低迷。
その後も赤字を脱却することができず、今回の撤退となった。

横浜市民に愛されてきた同店は、閉店間際、多くの市民が連日押し寄せ、老舗百貨店を惜しんでいたとのこと。

今後について、横浜松坂屋の親会社であるJ・フロントリテイリングは、建物を撤去し複合商業施設を建設予定だが、大正10年に建設された本館はアール・デコ調の装飾が施され、市の歴史的建造物に認定されている。そのため市は外壁の保存を求めており、一部外観などを残す案が浮上しているとのこと。

新しく商業施設ができるのも、地域の活性化になり良い案だと思うが、過去の表参道ヒルズのように、貴重な建造物と商業施設がうまく融合した施設に生まれ変わることを願う。

参考までに。。。

■今年9月の百貨店売上(東京)
○売上高総額   1,325億円余
前年同月比   -4.6%(店舗数調整後/7か月連続マイナス)
店頭・非店頭の増減 店頭-4.3%(87.3%): 非店頭-6.8%(12.7%)
                      ( )内は店頭・非店頭の構成比
調査対象百貨店   13社 28店 (平成20年8月対比±0社0店)
総店舗面積     988,391m2 (前年同月比:2.8%)
総従業員数     19,092人 (前年同月比:2.8%)
○3か月移動平均値  2-4月 0.3%、3-5月 -1.2%、4-6月 -3.6%、
                5-7月 -3.5%、6-8月 -4.1%、7-9月 -3.0%


■今年9月の特徴
各店で来客数は前年を超えたが、タンアkの低い食料品がシェアを延ばす反面、重衣料や宝飾品などの高額商品が不振となり、客単価が下落。よって売上も下降となった。
好調だったのは、9月に各地で巡回開催された北海道物産展。こちらはいずれも前年比2ケタ増の高結果を残した。

■商品別前年比
好調・・・化粧品(1.2%)、菓子(1.1%)、食料品(1.6%)など
不調・・・家具(-20.2%)、家電(-42.8%)、サービス(-22.3%)など


今更ながら、数値を見ると、あいつぐ物価高で、消費冷え込みが顕著に分かる。
不要不急の商品にマイナス傾向が強くうかがえるが、食の不安が連日報道される中
食への関心の強さを味方に、百貨店ならではの安全志向を打ち出してほしいと思う。

北海道に限らず物産展は私もよく行くが、つい財布のひもが緩むのは、いつも買い控えをしている反動だろうか。。。



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